冷蔵庫時代は終わったけど。。
最近はギタリストもラックの時代は終わり、コンパクトやアンシミュベースで音作りをしている人が多いです。
くどしゅんも8Uほどのラック棚持っていたんですが、全く使いませんでした。
しかしながら、マイクプリなどはまだラックのものが多く、一つくらいは棚があってもいいだろうということで、設計の段階で盛り込んだ1Uラックマウントスペース。
設計図でいうとココです↓
天板固定用パーツ加工
まずは木材カット屋で発注した30mm*45mm*100mmの角材×2に1Uラックの金具を木ネジで止めます。
このとき、2mmほど奥にセッティングしてネジ止めしたほうがいいです。
ラック機材自体のプレートがそれくらいの厚みがあるためです。
次にこれを天板に装着していきます。
固定用パーツ天板に装着
この部分の接合方法は、木ダボではなく木ネジを打つ方法にしました。
というのも将来的に外す可能性があったためです。
木ダボの場合、ボンドで止めてしまうため、外せる木ネジのほうがいいだろうということです。
さて、では木ネジですが。
固定したいパーツの厚みが45mm、プラス天板30mmで合計75mmあります。
これを貫通しないようにあまり長くない木ネジで止めたい場合、どうしたらよいでしょうか?
私の場合は、深さ20mmのダボ穴をあけて、下穴をあけて木ネジで止める方法をセレクトしました。
まずは穴を空ける場所を差し金、メジャーで慎重に下書きします。
下書きは鉛筆で問題ありません。
差し金はとっても便利です。持っておいたほうがいいです。
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そして角材に20mmのダボ穴を空けます。
ダボ錐の登場です。
20mmだけ穴をあけたいので、ビニールテープで目標箇所に貼ってあげます。
そしてまっすぐ空けるためのドリルガイド。
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このドリルガイドが予想外に便利で、買ってよかったと思っています。
もしなかったらまっすぐに開けられませんでした。
20mmの穴を空けたら、そこから貫通するまで下穴を空けます。
錐でもいいですけど私はドリルドライバーを使いました。
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始めてダボ錐を使うとき、心配ならいらない角材でテストしてみましょう。
意外とビニールテープがしっかりはたらき、穴が空き過ぎるということは皆無です。
続いて天板側にも下穴を空けます。
このとき、角材は天板にクランプで固定し、貫通させた穴から10mmだけ穴を空けるという方法にします。
クランプは本当に便利です。おっさん坊やのおすすめはこちら↓軽いので女性でもカンタンに取扱いできます。
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慎重に位置決めをして、ドリルにビニールテープを巻き、先ほどのドリルガイドでまっすぐ空けます。
そうすればあとは木ネジで止めるだけです。
うまくできました。
手持ちのマイクプリをセッティングしてみましたが、感動するほどピッタリです。
冒頭に書いた、2mm奥に固定したラックマウント用パーツ。
ラックマウントしてみると耳の部分の厚みでちょうどよくなります。
ラック規格なので、将来的にモノは変えることもできますし、木ネジ固定なので、いらなくなったらラックマウント用パーツを取り外すこともできます。
うん。美しい。
ポイント:ダボやドリルで穴を空けすぎないようビニールテープを巻く
ドリルガイドを使う
差し金、メジャー、クランプで慎重に行う