ウォーターベースウッドダイでは納得のいく仕上がりにならなかった
前回塗装テストをしましたが、アンティーク色が強くなってしまい好みの色に仕上げることができませんでした。
調べてみてもウッドダイには無色はないようです。。
どうしたものか。Googleにていろいろと調べます。
すると、BRIWAXにもシーラー(下地材)があることがわかりました。
シェラックサンディングシーラー
BRIWAX ブライワックス・シェラック・サンディング・シーラー 【500ml】※入荷によりパ… |
サンディングシーラーは、塗装の染み込みを抑えるもので、
かつ木材の細かな凹凸をなくし、平面を出してくれる優れものです。
早速購入し、再度テストを行いました。
シーラーはハケなどで塗っていくのですが、速乾性でかつ水で洗うことができません。
洗浄にはメタノール(劇物)が必要になります。
薬局でもなかなか売ってない燃料用アルコールです。
ケンエー 燃料用アルコール 500ml |
これがないと、一度使ったハケは固まって使えなくなります。
おっさん坊やはいらない布で塗ることにしました。
さささと塗り、乾燥を待ちます。15分~30分ほどです。
このあと、ヤスリで凹凸をなくしてあげます。#240番からがいいでしょう。
削ってみると、平面に見えたツキ板にも凹凸があることがはっきりわかります。
窪みの部分にはシーラーが残るので、光の加減でそこがわかるようになるんですね。
この凹凸をなくすために、何度かシーラーを塗り、だんだんとヤスリの番手を上げて研磨していきます。
BRIWAXで仕上げ
最終的に、BRIWAXで仕上げます。
前回同様、布で刷り込み、定着後、タワシで磨きます。
前回のウッドダイを利用したときより、色が均一になるのが見てわかります。
ウッドダイにもシーラー的役割があるそうですが、本家シーラーにはかなわないようですね。
で、仕上げた結果。
そうそう、これですこれです。
この色に仕上げたかった。
ツヤも申し分なし。
やっぱりテストは大事ですね。
次回より、本塗装に入ります。